水族館や展望台からの夜景撮影など、ガラス越しに写真を撮ろうとすると、周りが映って綺麗に撮れない!そんな困りごとを解消してくれるレンズフードが発売されました。早速、水族館で試してきましたよ。
「Ultimate Lens Hood(ULH)」はKICKSTERTERでのクラウドファンディングによって出資者に先行提供されました。現在は注文を受付中で、販売は11月以降となるようです。
8月に申し込んで、予定通り10月に届きました。途中、進捗メールが10回以上届き、安心して待つことができました。
サイズが2種類あって迷ったのですが、通常サイズの2個セットを選択。お値段は£56(約7,200円)以上出資+送料£6(約770円)でした。直径26cmで、レンズ径60mm以上に取り付けできます。それより小さい場合は「ULHmini」があり、スマートフォンにも使えます。
カードとレンズクロスがおまけでついてきました。
黒いシリコンでできていて、持ち上げるとこんな感じに広がります。
かなりぐにゃぐにゃしています。
取り付け方
オリンパスのPROレンズ 40-150mmにつけてみます。
付属のレンズフードが大きい場合は取り外しておきましょう。
真ん中の穴をぐいっと広げてレンズに被せるだけ!
取り付けたところ。
つける場所に悩みそうです。もっと先端ですかね。
正面から。
標準のレンズフードを戻したところ。邪魔ですねー。
撮影方法
ULHをガラスに押し付けて撮影するだけ!(写真では壁に押し付けています)
トイレ掃除に使うラバーカップのようなものを想像していたのですが、柔らかく形状が保てないので、しっかり押し付けないとくっつきません。
レンズが長い場合は手で押さえないとダメですね。
撮影結果
名古屋港水族館の屋外施設「ごまちゃんデッキ」で試してみました。
普通に撮ると、ウッドデッキが写り込んで残念な結果に・・・
でもULHがあれば大丈夫!
思っていた以上に綺麗に撮れました!うれしい!
ただ、かなりサイズが大きいので(大きくないと意味がないのですが)、側から見ると変な人です。場所も取るのであまり人がいない時に撮った方が良いですね。
レンズを動かせる範囲が広いです。調子に乗ってULH自体が写ってしまわないようにご注意。
他にはこんな使い方も。
手前に折り返すと、水しぶきや砂などがカメラ本体にかかるのを防ぐこともできます。
暗い水槽で試すのを忘れてしまいましたが、かなり使えるULH。バッグに忍ばせておくと便利ですよ。
まとめ
【ここが良い!】
・レンズサイズを選ばず簡単に装着可能
・サイズが大きいので撮影範囲が広い
・柔らかく変形するので持ち運びが楽
【ここがイマイチ・・・】
・ガラス面にぴったり張り付かないので手で押さえる必要あり
・ほこりがものすごく着いてしまう
・専用ケースが欲しい
詳細情報
公式サイト(英語)
ULH
公式以外の日本語サイトではこちらから購入できるようです。
ちょっと用途が違うかもしれませんがこんなものも。こちらはAmazonで818円とお安い!試しに買ってみようかな?
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