名古屋港水族館に新しい施設がオープン!開館してから16年ぶりとなります。新しくケープペンギンもやってきたので早速見に行ってきましたよ。
新施設はどこにある?
新施設「でら近っ!ごまちゃんデッキ」は、北館の外「しおかぜ広場」にできました。
入口からイルカとベルーガの水槽を通り抜けて、記念写真ポイント「シャチスタジオ」の方向(左)へ進みます。(写真は奥が入口方面のため右になります)
写真撮影の行列を通り抜けて扉の方へ。狭い通路で混雑していることが多いので、動線がなんとかなるといいのですが・・・
扉には看板が。手作り感があふれていていいですね。手をつなぐペンギンが可愛い♪
外へ出ると芝生の広場と海が目に入ります。この日はあいにくのお天気でしたが、晴れていればとても気持ちが良い場所です。
階段を降りて右側に新施設ができました。
階段からも、ちらっとペンギンが見えますよ。
新施設の全体。水族館では珍しい、木製の施設となっています。格子が美しいですね。
「でら」は名古屋の方言「どえらい(どえりゃー)」が略された言葉で「とても」という意味。新施設は動物がとても近いのが特長です。
入ってみると床も板張りで、広いデッキになっています。できたてで木のいい香りがしますよ〜。
飼育されている生き物は?
ごまちゃんデッキでは、施設の名前にもなっているゴマフアザラシとケープペンギンが飼育されています。
入って正面がケープペンギン。飼育エリアと観覧デッキは、簡単な仕切りのみでとても近く、鳴き声もしっかり聞こえます。
小さめの丸いプールにぷかぷか。この日は8羽展示されていました。
ペンギンなのに外にいて暑くないの?と思われるかもしれませんが、ケープペンギンはアフリカ南部の暖かいところに住んでいる種類なので、このような施設でも大丈夫なのです。
見た目はフンボルトペンギンに似ていますが、目の周りがピンク色なのが特長です。
今回やってきたケープたちは上野動物園の出身で、全部で20羽が飼育されています。まだ施設に慣れていなくて警戒しているのか、ずっとプールに入ったままでした。プールの縁に集まってきている様子が温泉に入っているようで可愛らしいです。
実際の水温は18度。暑い野外の施設でも快適ですね。
室内全体には散水設備があり、霧雨が降り注いでるような状態です。天井にはネットが張られて鳥インフル対策もバッチリ。
お隣の広いプールはゴマフアザラシです。朝一番に来てみると、飼育員さんがお世話をしているところでした。
ゴマフアザラシは2頭で、北館の水槽にいた「ナノハ」と「アラシ」が移動してきました。
ゴマちゃんもぷかぷか。広い施設になって繁殖も期待されています。以前の水槽と違って泳いでいる姿は見えづらくなってしまいますが、プールサイドでくつろぐ姿が楽しめそうですね。
イベントはあるの?
1日2回、飼育員さんが解説をしながら餌をあげる「フィーディングタイム」があります。
<開催時間>
10:30 / 16:00(8/13〜16は 10:00 / 16:00)
7月29日にオープンしたばかりでふれあいイベントなどは未定だそうですが、動物たちが慣れてきたら観覧デッキに出てくることもあるかも?今後が楽しみです。
エアコンの効いた館内と違って、ごまちゃんデッキは外にある施設ですので、暑さ対策をお忘れなく!また、油断していたら蚊にも刺されてしまったので虫よけのご用意も。広場にはお店もあって飲食可能ですので、涼しくなってきたら芝生でのんびり過ごすのもいいですね。
施設情報
名古屋港水族館
公式Webサイト http://www.nagoyaaqua.jp/
住所 〒455-0033 名古屋市港区港町1番3号
電話 052-654-7080
Be First to Comment