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大根おろしを使った たけのこのあく抜き

大根おろしを使った「たけのこのあく抜き」を試してみました。
最近テレビで紹介された方法だそうです。時間も短く、簡単にできますよ。


大根おろしでのあく抜きは、和食「分とく山」の料理長である野崎さんの調理法で、最近「プレバト」や「ソレダメ」という番組で紹介されたそうです。「きょうの料理」や「はなまるマーケット」でも過去に紹介されたようなのですが、初耳です。全然普及していないのは何故なのでしょう??


今回は米ぬかが付いてないたけのこを購入しましたが、付属しているものがほとんどでした。単品でも米ぬかは販売されていました。

【材料】※カッコ内は今回使用した分量です

 

1)大根をよく洗い、皮ごとすりおろします


小さめの大根を使用しました。


普通におろします。

2)大根おろしをキッチンペーパーなどで濾し、おろし汁のみ使用します

深く考えずに、大根おろしそのままを使ってしまいましたが、後で面倒なことに・・・
濾しておけば残った大根も別の料理に使えるので、汁と分けます。面倒なら手でざっくりしぼっても可。

 

3)おろし汁に、同量の水を加え、全体の1%の塩を加えて混ぜておきます。
今回は小さめの大根1本が400gだったので、水を400cc、塩8g(小さじ約大盛り1)を加えました。(濾すとおろし汁の分量がかなり少なくなりますが、この分量でも問題ありませんでした。

これで用意はできました。

続いてたけのこの下処理をします。

4)たけのこの皮をむき、用途に合わせてカットします。
穂先を斜めに切り落とし、


半分くらい切れ目を入れます。


切れ目から外側に開くようにして


固い皮を全て取り除きます。
先端の柔らかい部分は食べられますので取っておきましょう。


下のイボイボは包丁で取り除きます。


かなり小さくなってしまいますね・・・

たけのこのサイズはお好みで。小さく切れば早くあくも抜けます。
今回は煮物用に大きめの一口大にカットしました。

5)たけのこをおろし汁に浸し、1~2時間置いておきます。


少し食べてみてあくの抜け具合を確認してください。

2時間置いてみました。
たけのこの切り方が厚くてあくが抜けないかなと思いましたが、きちんとあく抜きできていました。簡単ですね。

6)あくが抜けたらたけのこを水洗いし、1~2分下茹でします。

大根おろしがたけのこの隙間にびっしり入ってしまい、洗うのが大変でした・・・
多少残っていても問題はありません。


鍋にたけのこと水を入れ加熱し、沸騰したら1〜2分茹でます。
これで下処理は完了。すぐに料理に使えます。

すぐに使わない場合はそのまま冷ましてから、保存容器に新しい水を張ってたけのこを浸し、冷蔵庫で保存します。毎日水を取り換えれば1週間くらいもちます。
長期保存用に水煮を瓶詰めにしておくと、1年中使えて便利です。
高価な水煮を買わなくて済みますね。

こちらの記事もどうぞ。
【動画あり】市販品はもう買わない!たけのこの水煮の瓶詰め〜自分でできる長期保存方法〜

米ぬかを使ったあく抜きはこちら。
【動画あり】たけのこのあく抜き〜保存方法

 

【参考サイト】

【ソレダメ】タケノコご飯のレシピ、簡単なあく抜きの方法、おいしい見分け方! | 生活の泉

【ソレダメ】タケノコの正しいアク抜きの方法!大根を使う!時短&美味!ミシュランの名店のレシピ!【3月2日】 – ちむ!ちむちむ!ブログ!

筍のアク抜きは大根おろしで | 食育通信 online